Corning Precision Glass Solutions Announces High Index Glass Wafers in 300 mm Diameter Size for Augmented Reality Devices

コーニングプレシジョンガラスソリューション、ARデバイス向け300mm径高屈折率ガラスウェハーを発表

コーニングプレシジョンガラスソリューション、高屈折率ガラスウェハーを発表

ニュースリリース
企業情報
コーニングプレシジョンガラスソリューション、ARデバイス向け300mm径高屈折率ガラスウェハーを発表
コーニングプレシジョンガラスソリューション、高屈折率ガラスウェハーを発表
ニューヨーク州コーニング発 | コーニングインコーポレイティッド | 2019年5月6日

眼鏡用高屈折率ガラスの世界的リーディングサプライヤーであるコーニングインコーポレイティッド(NYSE:GLW)は本日、拡張現実(AR)デバイスメーカー向けに最適化した300mm径ガラスウェハーを開発したことを発表しました。複数の屈折率を用意しており、現行製品の中で最大サイズの高屈折率ガラスを提供します。より大型のウェハーによって、半導体業界同様、AR業界の顧客にとっても製造コスト削減につながることが見込まれます。

コーニングの超平坦・高屈折率ガラスウェハーは、ARウェアラブルデバイスにおける重要な光学コンポーネントである導波路の製造に用いられます。より大型のウェハーを用いることによる材料・設備使用率の向上によって、顧客のコスト削減を実現します。さらに、ARウェアラブルをより安価で消費者に提供するという顧客の取り組みにも貢献する製品です。

コーニングプレシジョンガラスソリューション、ゼネラルマネージャーのデヴィッド・ヴェラスケスは、次のようにコメントしています。「コーニングはこれまで、半導体業界向けに最適化した300mm径ガラスウェハーを供給してきました。今回、最大フォームファクタの高屈折率ガラスを発売することで、これまで培ってきた能力をAR分野のお客様にもご提供します。当社ガラス製造能力の進化により、お客様は、AR技術の採用拡大につながるような価格で、没入度の高い、高品質のAR経験を創出することが可能になるでしょう。」

コーニングはこれまで、数十万枚もの高屈折率ガラスウェハーを出荷してきました。そして、市場でこの高精細材料を大手家電デバイスメーカーに供給した初の企業でもあります。コーニングは、今年一杯、この新しい300mm径ウェハーの生産量を増やしていく予定です。

また、来週5月14~16日にカリフォルニア州サンノゼで開催されるSociety for Information Display (SID)主催の「ディスプレイウィーク」において、AR向け高屈折率ガラスポートフォリオを展示します。会場では、ガラスウェハーの他にも、以下の製品をご紹介します。

  • 業界をリードする平坦度測定技術および自動レーザーガラス切断装置など、ARウェアラブル製品の量産を叶える補完技術
  • 回折光導波路の設計・製造で世界をリードするウェーブオプティクス(WaveOptics)製ARデバイス試作品

より詳しい情報をご提供するために、コーニングは、メディアおよび潜在顧客の皆様を会場ブース(番号1119)にご招待します。

将来の見通しに関する注意点
本リリースにおいて、過去の事実または情報ではない記述や、「will (~になる)」、「believe(~と考えている)」、「anticipate(~と予測する)」、「expect(~と予想している)」「intend(~する意向である)」「plan(~を計画している)」、「seek(~を試みる)」、「see(~と理解している)」、「would (~だろう)」、「target(目標とする)」その他類似の表現を含む記述はすべて「将来の見通しに関する記述」です。こうした記述は、1995年米国民事訴訟改革法の「セーフハーバー」規定に沿ったものであり、経済、競合、立法に関連する予測や想定が含まれます。また、程度の差はあれ、本質的には不確定な将来の事象に関する記述となります。これらの予測は、多くの場合、当社では統制不能な理由により、変更を余儀なくされたり、不確実なものにならざるを得ません。経営陣の予想通りに将来的発展が実現する保証はありません。また、様々な要因によって、実際の結果が当社の予想と大きく異なる場合もあります。

コーニングは、こうした将来の見通しに関する記述について、更新する義務を負うものではありません。将来の見通しに関する記述で明示的ないし暗示的に表明した予想と、実際の結果との大きな乖離の原因となり得るリスク、不確実性その他要因は、次のようなものがありますが、これらに限るものではありません。 買収・売却その他同様の取引、グローバルなビジネス、財政・経済および政治的状況による影響。関税及び輸入税。米ドルと他国通貨(主に日本円、ユーロ、中国元、韓国ウォン)の為替変動。製品需要および業界の生産能力。競合製品や価格設定。重要な部品および材料の入手可能性やコスト。新製品の開発と商品化。大手顧客からの注文や需要。計画レベルの四半期配当の支払いや株買い戻しに影響をもたらす可能性があるキャッシュフローや収益等の量と時期。テロ活動・サイバー攻撃・武装紛争・政情/財政不安・自然災害・大規模な健康衛生問題による事業中断の可能性。設備・施設・ITシステムまたはオペレーションの予期せぬ停止。規制や法令の策定による影響。予測顧客需要レベルに沿った資本支出調整能力。テクノロジー変化の速度。特許の執行能力および知的財産権・営業秘密の保護能力。不利な訴訟。製品コンポーネントの性能に関する問題。重要な社員の保持。主にディスプレイテクノロジー部門における、顧客の収益ある事業活動の維持能力や継続的事業活動および製造施設拡張への投資のための資金調達能力および期限内の債権支払能力。大口顧客の損失。2017年減税雇用法(Tax Cuts and Jobs Act)を含む税制改正。税務当局による監査の影響。法律制定や政府規制その他政府の活動および調査等。

これらの諸リスクその他要因の一覧については、Form 10-Kの年次報告書およびForm 10-Qの四半期報告書に記載されたリスク要因と将来の見通しに関する記述を参照ください。

ウェブによる情報開示について
企業ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを用いた重要情報の開示に関する米国証券取引委員会(SEC)のガイダンスに基づき、コーニングインコーポレイティッド(以下「コーニング」)は、投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様に対して、コーニングウェブサイト(http://www.corning.com/worldwide/en/about-us/news-events.html) を、投資家にとって重大とみなされ得る情報など当社に関する重要情報や、本プレスリリースまたは他のプレスリリースの補足情報を発表する場として使用することをお知らせします。ウェブサイトおよびコーニングが利用しているソーシャルメディアのリストは、随時、当社メディアおよびウェブサイト上で更新していきます。投資家、メディアおよびその他利害関係者の皆様におかれましては、SECへの提出書類、プレスリリース、カンファレンスコール、ウェブキャストに加え、上記ウェブサイトおよびソーシャルメディアチャネルを通じて発表する情報をご確認いただきますようお願いします。

コーニングについて
コーニング(www.corning.com)は、材料科学における世界的有数のリーディングイノベーターとして、創業以来165年以上に    わたり人々の暮らしを変える発明を重ねてきました。ガラス科学、セラミックス科学、光学物性に関する圧倒的な専門知識と、強力な製造・エンジニアリング能力を武器に、産業に変革をもたらし人々の暮らし向上につながるような、様々な定番製品を開発してきました。研究開発およびエンジニアリングへの継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして各業界で世界をリードするお客様との深い信頼に基づく協力関係により、大きな成果をあげてきました。

コーニングの能力は幅広く応用可能で相乗的な効果を発揮します。こうした能力を武器に、絶え間ない市場ニーズの変化に応えるべく進化し、変動の激しい業界において新たな機会の獲得を図るお客様をサポートしています。現在事業を展開している市場には、オプティカルコミュニケーション、モバイルコンシューマーエレクトロニクス、ディスプレイテクノロジー、自動車、ライフサイエンス研究容器等があります。また、業界をリードする当社製品・技術として、耐傷性に優れた携帯デバイス向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、先進通信ネットワーク向け接続ソリューション、創薬・創剤の加速化を実現する高信頼製品、 乗用車・トラック向け排ガス浄化技術などが挙げられます。